マルチコアファイバ (MCF)
メーカー名YOFC (Yangtze Optical FC)
マルチコアファイバ(MCF)は、日本が開発を牽引する、複数の独立したファイバコアが同じクラッドに共存する新しいファイバです。
空間分割多重(SDM)の概念に基づき、多チャンネルの光信号を1本のファイバで同時に伝送することができ、
光伝送システムの容量不足に対するブレイクスルー技術として期待されています。
YOFCでは2コア-19コアをユーザのご要望によりカスタムにてご提案しております。
仕様
パラメータ (1550nm) | レンジ | 値(typ) |
---|---|---|
コア数 | 2 – 19 | カスタム対応 |
モード数 | 2- 19 | カスタム対応 |
コア – コア 距離 (μm) | 15 – 55 | カスタム対応 |
クロストーク (XT) (dB) | – | コア – コア距離による |
動作波長 | 1450 – 1700 | 1550 |
クラッド径 (μm) | (125 – 250)±0.7 | – |
コーティング径(μm) | (245 – 370)±10 | – |
減衰量(dB/km) | ≤0.3 | 0.22 |
分散(ps/(nm・km)) | ≤25 | 20 – 24 |
分散スロープ(ps/(nm’· km)) | <0.11 | 0.091 |
引っ張り試験レベル(Kpsi) | 100 | 100 – 200 |
抗張力 (GPa) | ≥3.14 (F15% | 5 |
≥3.80 (F50% | 5.1 | |
コーティング除去力 (N) | 0.8 – 5(typ) / 0.8 – 8.9(peak) | 1.1 |
用途
- 超大容量伝送システム
- 大容量マルチタスクアクセス
- レーザ基礎研究
ポイント
- 2-19心 カスタム対応可
- コア - コア距離:15-55μm
- MFD、カットオフ波長なども指定可能
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